ご挨拶

会長 大津 敬 (自画像)
皆様はじめまして。鹿児島県精神保健福祉士協会会長を務めさせていただいている、大津敬と申します。
昨今の精神保健医療福祉の目覚ましい発展は、私が現場に入った昭和50年代には考えられなかったほどのスピードで進んでいます。障害者総合支援法ができ、医療保護入院について保護者規定がなくなり、スーパー救急制度が始まる等、これまでの日本が取り組みが遅いとされてきた分野に少しずつ方向性が見え始めているように感じています。
他方、生活困窮者やセクシュアルマイノリティ、学校におけるソーシャルワーク展開、自殺関連問題、嗜癖関連問題、生活保護受給に係るマネジメント展開の不足など、まだまだ救われない、支援の手が届かない人々がたくさんいることも事実です。
本協会では、このような方々をはじめとした、全ての生活者への支援を展開する精神保健福祉士の鹿児島県における連携と支援を目的とした活動を展開してきました。
平成26年より、任意団体であった本協会は一般社団法人へ移行し、協会員の連携だけにとどまらず、事業として生活支援を展開できる団体へと進化しました。それに伴い、平成28年度からは委託事業として、鹿児島市精神保健福祉交流センターの委託管理を開始致しました。
今後は、協会員のセルフヘルプグループとしての機能と共に、広く鹿児島県民のメンタルヘルスに関わり、一人でも多くの生活者の方々へ支援を届けられるように、事業展開を行いたいと思っております。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
プロフィール
- [名前]
- 大津 敬(おおつ たかし)
- [所属]
- 奄美地区基幹相談支援センター ぴあリンク奄美 (施設長)
- [略歴]
- 平成22年 鹿児島県精神保健福祉士協会 会長就任